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フィルム選びのポイント


暑さやまぶしさを何とかしたい

ソーラーガードフィルムのSterling 20、Stainless Steel 30、Silver 20やアー マーコートフィルムの4 Mil Stainless Steel 20、4 Mil Silver 20、10 Mil Silver 20などで抑えることが可能です。
詳しくは、光学特性の可視光線透過率が低いフィルムを見てください。


暑さは和らげたいが、暗くなるのはイヤ。 ガラスの透過性、明るさをキープしたい

確かに色目が濃いフィルム程、熱遮蔽効果は高くなりますが、当社のソーラーガードフィルムの 内、スターリングシリーズ
(アーマーコートシリーズでは4Mil Sterling 50) は、比較的光を多く取り入れ、且つ熱遮蔽効果に優れた商品です。
可視光線透過率が50%前後あれば、暗さを感じることはありません。
熱遮蔽機能の効果を表す指標として遮蔽係数という指標があります。
この値が低ければ低い程、遮蔽効果が高くなります。可視光線透過率の値と遮蔽係数を見比べてください。⇒光学特性


プライバシー効果を出したい

スパッタリングによる金属薄膜を形成しているフィルムは金属薄膜層があることから、プライバシー効果があります。
上述の通り、昼間は外が明るく、室内側が暗いことから、外から内側を見ようとすると自分の体が鏡状に映りこみ室内が見えなくなります。
その程度を比較する指標としては、光学特性内の可視光線反射率の値を確認してください。
(この値が大きいほど、プライバシー効果は高くなります。)


建物の外観を良くしたい

オフィスビルを見ていて、各階・各部屋ごとに外からの景観が違うものがあります。
ブラインドが下がっているところ、いないところ、暑いのか、ガラスにロッカーを近づけたり、濃色の紙を貼っているビルなど。
そのようなお客様にはソーラーガードフィルム、及びアーマーコートの日照調整機能が付いたタイプを貼ることで外観からの改善をすることが可能です。
ニュートラル・ グレー・シルバー等、多彩な色目のフィルムがあります。


フィルムの飛散防止性能、及び防犯性能

ガラスは居住者の視界を確保するものとして大切な建築材料です。
しかしながら、その安全性には十分な配慮が必要となります。
例えば、何らかの飛来物(人物)がガラスにぶつかることで、ガラスの破片が飛び散ると大変危険です。
対策として、割れたガラスが飛び散らないようにすること、飛来物がガラスを突き破ることを防ぐことを検討する必要があります。
また、昨今では空き巣等のガラス部分からの侵入が増加しており、防犯用途としてもウィンドウフィルムが使用されています。
アーマーコートシリーズは、台風・地震など自然現象に起因するガラスの割れや、防犯対策に対応するフィルムとして、現在世界60カ国以上に供給されています。
アーマーコートシリーズの各フィルムに合った用途は以下の通りです。
※尚、これは飽く迄も、これまでの実績から判断しているもので、必ずしも全てに対応するわけではございません。

ガラスの飛散防止性能のみを求める場合

アーマーコートのフィルムの中で、一番フィルム厚が薄いフィルムである2Mil Clearをお勧めします。
「建築窓ガラス用フィルム」の日本工業規格である「JIS A5759」の飛散防止性能試験(A法・B法)に合格しているフィルムです。

台風などによって飛んで来る飛来物にも対応するフィルムを求める場合(耐貫通能力の優れたフィルムをお求めになる場合)

8Mil Clear 以上の厚みのものをお勧めします。各国にある大使館などに施工された実績があるフィルムです。

防犯性能を求める場合

14Mil Clear をお勧めします。官民合同会議の規定に基づき「防犯性能の高い建物部品」として認可されている商品です。

※これはあくまでも客観的に評価された防犯性能であり、全ての侵入・盗難行為を阻止できるものではありません。
また、侵入・盗難行為による製品の破壊に対する製品の無償での補修、取替え、及び付随するガラスの無償での補修、取替え等はおこなっておりません。